ライチ 食べ 過ぎ。 ライチの栄養成分や期待される効果効能・食べ合わせ紹介

ライチの食べ過ぎの副作用!適量や栄養・効能も解説!|食べ物info

ライチ 食べ 過ぎ

空腹時に大量摂取は危険と。 この20年ほど、インド北部のムザファプールという地域で5月半ばになると小さな子どもが突然意識を失い、病院に運び込まれるということが相次いでいました。 毎年、 発症する子どもは数百人、そのうち約40%が亡くなってしまい、100人以上の死者を出し続けているという恐ろしい病気だったのです。 によれば、すぐには原因がわからず、感染症のせいだとか、猛暑のせいだとか言われてきました。 が、インドとアメリカの研究者による徹底的な原因究明の結果、それは ライチを食べたせいらしいことがわかってきました。 に掲載された論文によると、謎の死の原因は果物の ライチに含まれる成分と、 不幸な偶然が重なってしまったことだったようです。 被害が集中しているインドのビハール州はライチの主要な産地で、地域の貧しい子どもが、 空腹状態でライチ園の木になった実や落ちた実を食べていたのです。 アメリカ疾病管理予防センターのRajesh Yadav博士や、インドのNational Centre for Disease Controlの研究者たちで構成された調査団は、2014年5月から6月にかけてムザファプールのふたつの病院で診察を受けた390人の子どもを対象に血液や尿のサンプルを採るとともに、どんな食べ物を食べたかや家庭の状況など詳細なデータを収集しました。 そしてそのデータを、この病気とは無関係の同年代の子どもたちと比較しました。 研究チームはまた、ムザファプールにあるライチ園からライチの実を収集し、成分を分析しました。 また発作を起こしていない子どもと比較すると、発作を起こした子どもはライチを食べていた割合、特に 前日に夕食を食べていない状態でライチを食べた割合が高かったんです。 さらに発作を起こした子どもの尿からは、果物に含まれる毒性物質であるヒポグリシンAやMCPGが代謝された痕跡が検出されました。 ヒポグリシンAやMCPGには低血糖を起こさせる作用があり、ライチ園から採取したライチにも含まれていることが確認されました。 あらゆるデータから、ライチが犯人であることが浮かび上がってきたんです。 でもライチ、今まで普通に食べてましたけど…と思いますよね。 発作を起こした子どもたちの場合、貧しいために食事が十分にできていなくて、お腹が空いていたのが問題でした。 つまり 元々空腹で低くなっている血糖値を、ライチがもっと危険なレベルにまで下げてしまってたんです。 また発作を起こした子どもの場合、そうでない子どもよりも熟れていないライチや腐ったライチを食べた割合が高くなっていました。 2015年、子どもたちの死因を突き止めたと考えた保健当局は、地域の人たちに「 子どもに夕食を食べさせること」「 ライチを食べる数を制限すること」を突然死予防策として伝え始めました。 その結果、この2年間は病院に担ぎ込まれる子どもの数が これまでの年間数百人から50人以下に激減したそうです。 日本では低血糖のときに突然ライチをたくさん食べる場面はあまりないかもしれませんが、知っておくに越したことはなさそうです。 ただインドでもライチを完全に禁止しているわけではないので、絶対食べちゃいけないってことでもないと思われます。 子どもが夜疲れて夕食を食べないで寝落ちしちゃったとき、次の朝ライチを食べさせたりしちゃいけないって感じでしょうか。 Tags :•

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【栄養士監修】犬はライチを食べても大丈夫?食べさせる際の注意点と栄養素|docdog(ドックドッグ)

ライチ 食べ 過ぎ

先日BBCが報じたニュース「Indian children died after 'eating lychees on empty stomach'(インドの子どもが空腹時にライチ食べた後死亡)」でにわかに話題になっているライチの毒。 かつては冷凍でしか見ることの無かったマニアックな果物ライチも、ここ数年で日本でも生ライチが食べられるようになってきました。 スーパーなどで見慣れないボール状の果物が並んでいるので見かけたことがある人も多いかもしれません。 甘酸っぱく、他に類を見ない味故に、大好きな人も多いと思います。 そこに「ライチには未知の毒がある」「ライチを食べると死ぬ」という話が出てきたわけです。 今まで通りライチを食べても大丈夫なのでしょうか? これについて近年、権威ある医学論文ランセットに、ひとまずの結論が提出されて、まずますの決着をみたので、それにつても紹介しようと思います。 事件はインドの北東部にあるムザッファルプル地方の村で起きました。 2013年あたりから15歳以下の子どもが謎の脳障害で病院に運び込まれるということになり、133人が担ぎ込まれ44%は治療のかいもなく死亡、患者はさらに増加2014年には患者が390人に上り、このうち31%が死亡するという奇病の蔓延です。 あまりに奇妙で劇的な症状に、インド政府とアメリカの疾病対策センター(CDC)の共同で調査が開始されました。 当然最初は未知のウイルスや細菌などによる感染症として調査がされました。 ただ感染症の場合、人間の体は感染症と闘うために白血球を増加させるのが目安となります。 しかし患者の血液から脊髄液まで、白血球の増加はほとんど見られず異常なし。 つまり、感染症の確率はかなり下がります。 そこで、調査チームは彼らの行動を調べることで、ある共通点を発見しました。 そしてこの病気をケースとも照らし合わせて調べていくと、ライチの収穫期にほぼドンピシャで一致することが判明。 彼らが果樹園で木の下に落ちたライチの実を食べていたことから、これらの中毒はライチに含まれる毒素ではないかという結論に至りました。 そして実際にライチの実、特に未熟な実には多く「ヒポグリシン」が含まれており、それが低血糖を引き起こし病気を発生させていたということです。 ヒポグリシンによる中毒は、今回のライチ中毒も青いライチを食べないように……と親に指導することで回避できる……と話は一端決着したように思われました。 しかし、これでは不明な点が残ります。 ライチは世界的に熱帯地方で生産されている果物で、わざわざインドの限られた地方で起こり、輸出先では起こりえないのか? 毒ライチと無毒ライチがあるのでしょうか? ひょっとして農薬の影響? などなどいろいろな調査が続行しました。 先の論文によると、ライチやアキーにはヒポグリシン(とその類似物)という毒素が含まれており、未熟な実には特に多く含まれていることが分かりました。 未熟な実も海外に間違って輸出されてしまうこともあるからです。 その理由は簡単でした。 患者の多くは貧困な地域故に、体脂肪率は低く、加えて十分な夕食を摂れておらず、その空腹から、果樹園に落ちている青いライチを食べていたことが原因と判明。 血糖値を維持するための体脂肪が少ない成長期の子どもにとって、青いライチの毒性は代謝異常を起こし、急激な低血糖を引き起こすという最悪の最悪のマッチングを起こしていたのです。 そして、低血糖からの合併症で神経から内臓にいたるまで様々な病態を示し、あたかも感染症のような病気となっていたことが判明したのです。 ライチが輸出される国は、日本も含め大半が、豊かな国です。 貧困層はいても、飢餓状態の人は滅多にいないことはご存じの通り。 つまり、この毒は体脂肪が低く、さらに食事を満足に摂れていない状態でのみ致死的に発動する極めてマニアックな毒だといえるでしょう。 豊かな国では死者が出ないのも当然です。 とはいえ、「南国のフルーツは基本的に青いときに食べない方が良い」というよくある話はわりと信憑性のある話というオチでもあります……。 気が向いたら、その血糖値の阻害メカニズムと我々の血液の恒常性についてまとめようと思います。

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ライチの栄養と効能は凄い?でも食べ過ぎると体に悪い?

ライチ 食べ 過ぎ

先日BBCが報じたニュース「Indian children died after 'eating lychees on empty stomach'(インドの子どもが空腹時にライチ食べた後死亡)」でにわかに話題になっているライチの毒。 かつては冷凍でしか見ることの無かったマニアックな果物ライチも、ここ数年で日本でも生ライチが食べられるようになってきました。 スーパーなどで見慣れないボール状の果物が並んでいるので見かけたことがある人も多いかもしれません。 甘酸っぱく、他に類を見ない味故に、大好きな人も多いと思います。 そこに「ライチには未知の毒がある」「ライチを食べると死ぬ」という話が出てきたわけです。 今まで通りライチを食べても大丈夫なのでしょうか? これについて近年、権威ある医学論文ランセットに、ひとまずの結論が提出されて、まずますの決着をみたので、それにつても紹介しようと思います。 事件はインドの北東部にあるムザッファルプル地方の村で起きました。 2013年あたりから15歳以下の子どもが謎の脳障害で病院に運び込まれるということになり、133人が担ぎ込まれ44%は治療のかいもなく死亡、患者はさらに増加2014年には患者が390人に上り、このうち31%が死亡するという奇病の蔓延です。 あまりに奇妙で劇的な症状に、インド政府とアメリカの疾病対策センター(CDC)の共同で調査が開始されました。 当然最初は未知のウイルスや細菌などによる感染症として調査がされました。 ただ感染症の場合、人間の体は感染症と闘うために白血球を増加させるのが目安となります。 しかし患者の血液から脊髄液まで、白血球の増加はほとんど見られず異常なし。 つまり、感染症の確率はかなり下がります。 そこで、調査チームは彼らの行動を調べることで、ある共通点を発見しました。 そしてこの病気をケースとも照らし合わせて調べていくと、ライチの収穫期にほぼドンピシャで一致することが判明。 彼らが果樹園で木の下に落ちたライチの実を食べていたことから、これらの中毒はライチに含まれる毒素ではないかという結論に至りました。 そして実際にライチの実、特に未熟な実には多く「ヒポグリシン」が含まれており、それが低血糖を引き起こし病気を発生させていたということです。 ヒポグリシンによる中毒は、今回のライチ中毒も青いライチを食べないように……と親に指導することで回避できる……と話は一端決着したように思われました。 しかし、これでは不明な点が残ります。 ライチは世界的に熱帯地方で生産されている果物で、わざわざインドの限られた地方で起こり、輸出先では起こりえないのか? 毒ライチと無毒ライチがあるのでしょうか? ひょっとして農薬の影響? などなどいろいろな調査が続行しました。 先の論文によると、ライチやアキーにはヒポグリシン(とその類似物)という毒素が含まれており、未熟な実には特に多く含まれていることが分かりました。 未熟な実も海外に間違って輸出されてしまうこともあるからです。 その理由は簡単でした。 患者の多くは貧困な地域故に、体脂肪率は低く、加えて十分な夕食を摂れておらず、その空腹から、果樹園に落ちている青いライチを食べていたことが原因と判明。 血糖値を維持するための体脂肪が少ない成長期の子どもにとって、青いライチの毒性は代謝異常を起こし、急激な低血糖を引き起こすという最悪の最悪のマッチングを起こしていたのです。 そして、低血糖からの合併症で神経から内臓にいたるまで様々な病態を示し、あたかも感染症のような病気となっていたことが判明したのです。 ライチが輸出される国は、日本も含め大半が、豊かな国です。 貧困層はいても、飢餓状態の人は滅多にいないことはご存じの通り。 つまり、この毒は体脂肪が低く、さらに食事を満足に摂れていない状態でのみ致死的に発動する極めてマニアックな毒だといえるでしょう。 豊かな国では死者が出ないのも当然です。 とはいえ、「南国のフルーツは基本的に青いときに食べない方が良い」というよくある話はわりと信憑性のある話というオチでもあります……。 気が向いたら、その血糖値の阻害メカニズムと我々の血液の恒常性についてまとめようと思います。

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