リドル ローズ ハート。 リドル・ローズハートと真実の愛【Twst】

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リドル ローズ ハート

リドル・ローズハートは毎日放課後に欠かさず薔薇の世話をしている。 剪定や栄養剤、水やりを毎日してあげる事で薔薇の華やかさは最大限引き出すことが出来る。 ハートの女王もきっと薔薇をキッチリ手入れしていたのだろう。 「ふう、これで最後だね。 ……あれ、これは…?」 リドルが最後の薔薇の木に水をやり終わると、近くの茂みに落ちている古い本に気が付いた。 「何だろう、この本……やけに古いな。 学園長に届けようか」 「おや、リドルさん。 その本、僕も興味がありますね」 背後から声が聞こえ、驚いて振り返るとオクタヴィネル寮長のアズール・アーシェングロットがニコニコと微笑みながら立っていた。 「アズール!何でハーツラビュルに?」 「少し用事がありまして。 …それよりその本、内容は何が書かれているのでしょう?もしかすると、年季の入った希少な魔導書かもしれませんね。 もしそうだったら、この本はとても価値のある物だ」 アズールが本をまじまじと見た。 「やめておけ、アズール。 何か仕掛けがしてあるかも知れないだろう?此処は大人しく学園長に渡すのが良い。 」 「ですが………ふむ。 何が起こるか分からないだろう!」 「大丈夫ですよ、リドルさん。 僕達の魔力量ならば多少の術は防げますし、そして……この前とっても美味しそうなスイーツのレシピ本を手に入れたんです。 良ければリドルさんに差し上げようかと思うのですが」 「なっ…!」 リドルの目が丸くなった。 「貴方の所の副寮長、とっても料理がお上手なんですよね。 貴方が本の中身を確認すれば、美味しいスイーツが食べられる。 僕は貴重な本を手に入れられるかも知れない………どうです?興味出てきましたか?」 「ぐっ………卑怯だぞアズール……!」 「フフッ、交渉が上手いと言って欲しいですね。 」 仕方なくリドルとアズールは、得体の知れない古い本を開く事にした。 スイーツのレシピ本が貰えたら、トレイが作ってくれるだろうか。 リドルは密かに少しわくわくしていた。 「それじゃあいくよ。 ………せーのっ!」 バッと二人で本を勢いよく開いた。 すると、中から凄い勢いで煙が吹き出して来た。 「うわっ!?」 「げほっ、ごほ!や、やっぱり何か仕掛けられていましたか…!ですが大丈夫です、僕とリドルさんならこれくらい…」 ふと、アズールは足がスースーする事に気が付いた。 ズボンを履いていた筈なのに、半ズボンを履いている心地だ。 「……えっ?」 リドルは、何か柔らかい毛の感触を首に感じた。 リドルは髪が短いのに、まるで髪が伸びた心地がした。 「あれ…?」 段々と煙が消えていく。 完全に晴れたお互いの視界には、何故か女の格好をしたお互いの姿が映った。 「はっ、はああ"あ"ぁーー!!?!?」 二人の絶叫が、青空に吸い込まれた。 [newpage] 「な、ななななんですかリドルさんその格好!!?」 「あああ、アズールこそなんで女の格好をしているんだ!!」 バッとアズールは自分の格好を見た。 ズボンを履いていた筈が、なんとぴらぴらしたスカートになっている。 そして黒いタイツを履いていた。 目の前のリドルもスカートを履いていて、何より自分もリドルも髪が伸びていた。 「えええ………!!?なんでこんな格好をこの僕が………!?」 「絶対その本のせいだろう!!やっぱりろくな事にならなかったじゃないか!」 「うっ、ううう、うるさいですよ!貴方だってレシピ本に釣られていたじゃないですかぁ!!!」 「何だと……!大体君は目先の利益に執着して………!」 リドルとアズールは結局散々言い合ったが、こうしていては埒が明かない。 ズボンは消えたし、この格好では寮に取りに行けもしない。 素直に二人は謝り、どうするかを話し合い始めた。 「………はぁ。 多分学園長にこの本を持って行けば魔法は解けるだろうが、問題なのがそこまでどうやって行くかだ。 」 「ですよね…僕達スカート履いていますし、変人に思われますよ…。 髪も長くて邪魔ですね。 リドルさん、髪切って良いですか?」 「別に構わないけど…はい、ハサミ」 とにかく元の髪型にしないと落ち着かない。 アズールはジャキン、と白くて柔らかい髪の束を切った。 ……だが驚くことに、その切られた髪がみるみる伸び、元の長さに戻ってしまった。 「…そんな事あります……?」 「もしかしたら、君が一人で開けていたら完全に女になっていたかも知れないね…」 リドルと二人で開けて本当に良かった、とアズールはため息をついた。 だがこの状況が変わった訳じゃない。 どうする?ああ、考えが纏まらない…。 「どうしよう…………こんなの僕の寮の生徒に見られたら、一生笑われ者……そんなのいやだ……、折角モストロラウンジの客足が戻ってきたのに……っ」 自分の愚かさに嫌気がさして、アズールが座り込んで目に涙を溜めた。 格好から女の子を泣かせて居るようで、リドルは居心地が悪かった。 「ああもう、しっかりするんだアズール!そんなのボクも一緒だよ!とにかく、寮に戻らなくちゃいけなくなる時間までにこの本を一緒に学園長の所へ持っていくんだ。 いいね?」 「う……うん…」 アズールがオーバーブロットをした事件があってから、泣き虫になった気がする。 はあ、とリドルもため息をついた。 だが…… 「う………やっぱり放課後だから生徒が多いな…。 ただでさえ今日は部活が全て休みだというのに…」 「回り道をしながら行くしか無いですね…」 コツコツと靴音が遠くから聞こえる。 おそらく自分の寮へ戻る生徒だろう。 リドルがぎょっとした顔を浮かべた。 「!…何処か隠れる場所は……!?」 「そうです!ポムフィオーレ寮へ行くのはどうでしょう?ポムフィオーレなら髪を伸ばしている生徒も居るかも知れません!少しなら誤魔化せそうですし…!」 「そうか……そうだね。 よし、行こう!」 そして二人は急いで鏡を通しポムフィオーレへ向かった。 それがプライドをボロボロにすり減らすことになる悪手だと知らずに… [newpage] ポムフィオーレ寮内は自分磨きをしている生徒が多いのか、あまり廊下に人は居なかった。 コツコツと廊下に靴音が響く。 そんな言葉、可憐なレディには似合わない!」 突然、背後から声が聞こえた。 「!!」 「ごきげんよう、可憐なレディ達。 」 そこには、ポムフィオーレ副寮長のルーク・ハントが立っていた。 「なっ!?足音はしなかったのに……!?」 「僕はハンター。 足音を消すのも、気配を消すのも、ハンターならば容易いものなのさ!」 こんな良く響く廊下で………!? 「ああ…それにしても君達は本当に素敵だ!!背が小さくて可愛らしい君は目が大きいね……気品溢れる佇まい!!トレビアン…!!」 「ちょっ、そんな大きな声を出さないで………!!」 「隣の君も、肌が白くて綺麗だ……!腰まで伸びている髪の毛は柔らかくって、まるでシルクのような触り心地……!!!これはムシュー・タンポポの尻尾にも勝るね!グレート!!トレビアンだ!!!」 「こっ、声が響く…!まずいです、このままじゃ…!」 寮生の部屋から、次々と生徒が出てきた。 「ルーク先輩がベタ褒めしているだと!?一体誰が…!!」 「おっ、おい、あれって………女性じゃないか……!?」 「嘘だろ!?此処に!?」 「しかも超美人だ!!」 次々に生徒が増えて行く。 流石は美に敏感なポムフィオーレ寮生だ。 幸い人が居なかったので、廊下を走って学園長室へ向かう。 「廊下を走るのは気が引けるが……今はしょうがない!アズール!早く距離を稼ぐんだ!」 「はあっ、はあ……!!どうするんですか、バレちゃいましたよ!?」 「急いで本を届けるしか無いだろう!あーもう!!本当どうしてこうなったんだ!!誰なんだ彼処に本を置いたのは!!」 うぎいい、とリドルの顔が真っ赤になる。 廊下の曲がり角に差し掛かった瞬間、運悪く人が……二人の一番会いたくない人が、角から飛び出して来た。 ドンッ 「わっ!」 「いてて、ごめんね〜って、えっ、えっ!!?女のコ!?いつからここ共学になったの〜!?」 「確かに、制服着てるな……あの、名前は?」 …トレイにケイト!?…最悪だ…!! 「あっれえ、なんでメスがこんな所にいんの?面白ぇ〜!」 「おや…?貴方の顔、何処かで…」 ジェイド!?フロイド!!? まずい、と二人の本能が言っている。 今はバレていないのが奇跡だ。 だが少しでも声を出すと終わる。 それは確かだった。 反射的に二人は逆方向へ駆け出した。 「えっ、待ってよ〜!一緒に写真撮ろーよ〜!」 「あははっ、あのメスすばしっこい!ねえねえ追いかけっこしようよ〜」 きゃーー!!!!ぎゃーーーっ!!!! まずいぞ……!このままじゃ本を届けに行く前に捕まる…! リドルもアズールもそろそろ体力が限界だ。 万事休すか、と二人が諦めかけた時、横からいきなり手が伸びてきて、そのまま腕を掴まれ二人はなすすべなく部屋に引っ張りこまれた。 [newpage] 部屋の外で、パタパタとケイト達が通り過ぎる音が聞こえた。 「廊下をバタバタ走っている奴をとっ捕まえて、説教してやろうと思ったけど……どうやら結構な大物が釣れたみたいじゃない?リドルにアズール。 」 驚いた顔をした二人の前に立っていたのは、ポムフィオーレ寮長のヴィル・シェーンハイトだった。 どうやら彼が助けてくれたらしい。 「…ヴィル!」 「ヴィルさん………!!う、う"う"ぅ〜〜たずげでぐれでありがとうございまず〜〜!!」 アズールが泣きながらヴィルの足に抱きつこうとしたがヴィルはひらりとかわした。 「泣くのはやめて頂戴。 余計ブサイクになるわよ…ってちょっとリドル、あんた達これどういう事よ?」 「えっと…薔薇の迷路に落ちていた古い本を開いたら、何故かこんな姿になって…」 「違う。 「……えっ?」 「髪型も、メイクも、服装も、全てがダメね。 こんなんで美しいなんて思われる筈が無いでしょう?美を何だと思ってるの?」 助けて貰った筈が、これから説教が始まろうとしている。 おそらく寮へ戻らなければいけなくなる時間まで。 リドルとアズールが慌てて否定した。 「えっ、いやボクは本のせいでこんな姿になっただけで……!」 「僕もこんな格好したくてしてる訳じゃありません!」 「あら、そうなの?ふーん…」 ヴィルが意外そうな顔をした。 二人が必死に頷いた。 「だ、だからヴィルさんには取り敢えず制服のズボンを持って来て欲しくて……!」 「……そうね…二人とも磨けば光る顔はしてると思っていたし……」 ヴィルが後ろを向いてブツブツと何か呟いている。 「会話が成立していない気がするのだけど…?」 ゆらりとヴィルが振り返った。 「良いわ。 アタシがあんた達を完っぺきに美しくしてあげる。 「……ま、こんなものかしら。 二人とも、立って回って頂戴」 「「は、はい…………」」 憔悴しきった二人がくるりと回って見せる。 ヴィルは満足そうに笑った。 赤いフリルブラウスに黒のロングスカートは、シンプルだが由緒正しい令嬢を思わせた。 アズールの腰まで伸びた長い髪は軽くパーマがかけられ、白の大きめニットに紺のジーンズが良く似合っている。 …二人とも、ヴィルの手によって美少女に生まれ変わった。 「もっと女らしいものを着せられるかと思った……ワンピース?とか…」 とリドルが言うと、ヴィルがすかさず口を出した。 「あんた達は顔が整ってる方だから、それを最大限に引き出すメイクをしたわ。 いいこと?美しさっていうのは、ただ派手に気飾れば良いものじゃ無いのよ」 「は、はい……」 満足したヴィルが二人を部屋からつまみ出した。 散々ヴィルの着せ替え人形にされたが、これで恐らく正体がバレる事は無いだろう。 残された時間は後少し。 リドルとアズールが学園長室に向かって走り出した。 その頃、美少女二人が学園内に居ることはSNSを通して学園全体に広がり、生徒は血眼になって探していた。 どれだけ女に飢えているのだこの学園の生徒は。 ポケットに入れていたマジカルペンをリドルが一振りすると、二人と追いかけて来ている生徒の間に大きな木の壁が生まれた。 『ギャーーーーッ!!!!』 叫び声とぶつかる音が後ろから聞こえた。 階段を登っていくと、目の前にデュースがいた。 デュースは何も知らないようで、突然の女性に驚いている。 そしてコソッとデュースの耳元で、「静かに。 ボク達の事は秘密にしておくんだ。 いいね」と囁くとデュースは顔が真っ赤になり、へにょへにょになりながら「は、はい…」と返事をした。 階段を登りきり最後の直線の廊下を駆けていく。 正体が分かりましたよ。 ローズハート君とアーシェングロット君ですって。 」 ………えっ? 勢いよく開けた扉の先には、学園長…と、トレイ、ケイト、ジェイドにフロイドがいた。 男子校なのに学校内にいた二人の事を聞いて居たのだろう。 四人とも物凄く驚いた顔を浮かべている。 その後からの記憶は曖昧だ。 学園長に魔法を解いて貰ったボクとアズールは、一番バレたくなかった相手にバレたのが恥ずかしすぎてオーバーブロット事件の時並みにギャン泣きした。 それを落ち着かせるために周りが必死だったのは覚えている。 「落ち着けってリドル。 ってコメントがSNSで来てますよ。 良かったですねアズール」 「拡散したのあなた達!?鬼ですかっ!!?」 …………… …こうして謎の美少女事件はトレイ、ケイト、ジェイド、フロイド、学園長…そしてヴィルだけが知る一種の伝説となったのであった。 おしまい.

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赤い薔薇【リドル・ローズハート】2

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